2010-01-01から1年間の記事一覧

自分の資質

自分自身のことを振り返る時期に来ているようだ。 30代の前半は一つの理念を掲げて一生懸命だった。 10代に経験した、いわゆる「アイデンティティクライシス」。20代に経験した屈辱的なニート生活と、同じ境遇の人々への共感。これらを社会問題ととら…

上海日本館にやる気が感じられない件

昼間珍しくテレビをみた。 中国語が話される番組は勉強のために見ることにしているからだ。今日は万博特集とのことで、見ることにした。各国のパビリオンのコンセプトに感心した。中国との共通文化を用いて、メインコンセプトの都市生活を見事に表現していた…

国際交流とは何か

先日の夜、ちょっとした飲み会に参加した。ちょっと変わったメンバーだった。 海外へワーキングホリデーなどで留学の経験のある人が1人。先日もお話を伺った、青年海外協力隊で2年間海外へ出ていた方も出席した。地方ではどうしてもこういうメンバーが集ま…

国家公務員採用半減でリストラされたのは誰か

終身雇用の職場を採用を半減するということは、若手を大幅に減らすということだ。 一つの施策を回すのに、1人の局長、2人の課長、そしてその下にいる何人もの係長、さらに下にいる大勢の若手の力が必要だ。 この一番下の連中を減らすと言う。特にフットワ…

著作権万博

非常に残念なニュースを耳にした。 中国が政府として関与する今年最大のイベント、上海万博で、政府自らが著作権を踏みにじるような行為を行ったと批判されている。PRソングに関してはいったんは認めたにもかかわらず、その後の不誠実な対応が日本世論の失笑…

今週のお題

はてな「今週のお題」はGWの過ごし方らしい。 来週の御柱祭に向けて休養をとらなければならないということもあるが、4月からの新しい仕事に追われて勉強が滞っている。そこで、この期間を集中的に勉強期間としようと思う。この期間中に中国語とチェーンソー…

「成人病」と癌

放送大学「公衆衛生」第6章成人保健と疾病予防・健康管理かつて「成人病」と呼ばれていた病気は「生活習慣病」と名を変え、最近は「メタボ」と変えた。 そういう情報は伝わっているが、実際これらの「病気」はいったい何なのか、全く知らなかった。1.「生…

特定健康診査の意義まとめ

平成20年から日本では、40歳以上65歳未満の成人を対象に行う健康診断を、これまでのものに換えて「生活習慣病」に絞って行うことになった。その意義をまとめておく。なぜ「特定健診」受診が必要なのか (1)高齢化社会をどう運営するか 人口の高齢化…

公衆衛生草創期

公衆衛生 (放送大学教材)作者: 多田羅浩三,滝沢利行出版社/メーカー: 放送大学教育振興会発売日: 2005/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る公衆衛生の草創期の話。公衆衛生の原点としては、開明君主として知られたオーストリ…

日本人が中国人に勝てない3つの理由

中国企業の追い上げに辟易していた日本企業だが、連携をうまく取れた企業以外、とりわけ地方の孫請け零細製造業への影響が甚だしくなりつつある。また、中国で製造された廉価品を大量販売する100円ショップのような店に押され、高コスト体質の商店街など…

薦めない映画

映画の趣味に自信は無い。 そもそも、趣味が合わなければ薦めても意味が無いと思う。だから、薦めるわけではない。ただ、見た感想をメモしておく。1989年の映画。もう20年も前になってしまった。大学時代友人から薦められて見た。 南北戦争で実在した…

放送大学 「公衆衛生」つづき。

公衆衛生 (放送大学教材)作者: 多田羅浩三,滝沢利行出版社/メーカー: 放送大学教育振興会発売日: 2005/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有…

東京新聞石原知事批判

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2010042002000065.html個人的のこの新聞は好きだ。 大手新聞に比べて記事の角度が異なり、読んでいて飽きない。東京に最先端の情報が集まっているという地の利もあるが、記者の気風も違うのだろう。 選挙…

特定健診の意義

公衆衛生 (放送大学教材)作者: 多田羅浩三,滝沢利行出版社/メーカー: 放送大学教育振興会発売日: 2005/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る地域保健と言う考え方がある。 地域コミュニティが主体的に取り組む、プライマリケ…

桜を歌う

日本人は桜が好きだ。 長野県では春、4月中旬を過ぎてようやく桜が咲く。 遅い春を待つのが苦手なのか、この辺りの人は桜を植える人が多い。 散歩していると桜があちこちに植えてあることに気づく。桜をテーマにした曲は多いが、これはなかなか良かった。■ …

桜の上に

桜の上に雪が降る。 白よりも白い、桜の色。透明さにも色があることを知った。

子ども手当で地域格差拡大?

アゴラ 務台俊介 神奈川大学法学部教授の記事 http://agora-web.jp/archives/982547.htmlははあ、そんな視点があるのかと感心した。 ところで、私は、巨額子ども手当の支給が、大都市地域と地方の格差を拡大させることを特に懸念する。子ども手当は当然のこ…

「夢を見ろ」と言われた

私は音楽を聴く習慣を持たない。 80年代終わりから90年代の歌は、「夢を見る」ことを強要するような歌ばかりだった。「愛はすばらしい」「夢を見よう」テレビで流れるほとんどの歌が、同じことを言っていた。 うんざりした。だから、CDプレイヤーを長い…

ツイッター(twitter)

最近、巷で話題の「ツイッター」を始めた。 ブログ以外にツールを持つことでブログの更新が止まるといけないと思い、ずっと手を出さないでいたが、勉強のためにも必要だと思い出した。私のつぶやきはこのページから見えます。 http://twitter.com/wtp2005ap…

孫氏のスピーチを聴いて、パン屋を思う

孫正義氏の来年新卒採用の学生向けの講演会が話題になっている。動画で見ている時間はないので困っていたら、なんと全文を書き起こしてくれた方がいる。 http://kokumaijp.blog70.fc2.com/blog-entry-40.html 以前友人が、就職活動でソフトバンクの内定を取…

送別会2

結局、お別れの言葉はうまく言えなかった。 本当に感謝したり、本当に思っていることは、うまく言葉にならないものだ。初めての大きい職場 初めての業務 初めての仕事懇切丁寧にご指導をいただいた。仕事中も有形無形の支援をいただいた。バックアップがある…

最近の中国批判に思う

Googleの中国撤退から、中国への批判と言うか、dis記事が増えている。中国が中央集権であることが気に入らないらしい。中央集権のたがを外せば、どうなるのか歴史が証明しているが、日本の歴史教科書による「中国に謝れ」「古代中国はすごかった」という単純…

送別会

慣れた職場を去る日が近づいている。人は年齢相応に、挨拶を頼まれることがあるようだ。幸い自分より上の人がまだ多いので、自分だったらどういうだろうか、と言うことを仮に考えてみることにして、現在暇なときに推敲中である。詳細はここでは書かないが、…

しばらく更新していなかった

職場が3月で変わるため、いろいろな方々が送別会を開いてくれている。 気持ちよく送ってもらえる経験はあまりなかったので、正直ちょっと照れくさい。ここ数日、引き継ぎ書類とお別れのご挨拶を考えている。 この2年間で何を得て、何を失ったのだろう。自…

派遣社員

Youtubeでこんな動画を見つけた。 ランボー1作目のラストシーンを使ってのパロディだ。パロディだが笑えない。 http://www.youtube.com/watch?v=86N4VdEsUfQみのもんたの派遣社員についてのコメント http://www.youtube.com/watch?v=s5zL_C4txsE&feature=re…

大切なのは、技術的なことではない

あるところで言われた言葉。「うまくやろうとしても、うまくはならない。大切なのはうまくなりたい、という気持ち。」 ある若い子(高校生)が演劇部の先輩に言われてきて、しきりに感心していた。 なんというか、大人にも共通することだ。ちっとも覚えられ…

子ども手当と地方の混乱

Nomarの日記 子ども手当のいかつさにションベンちびりそう。同エントリは、子ども手当を巡る議論の問題点について、端的にまとまっていて面白かった。下の方に厚生労働委員会の模様の動画がはってある。 社会保障制度はどんどん複雑になって行く。このエント…

世界は波紋同士が干渉し合う一つの共鳴体といえなくもない

”自分の表現方法”と出会う Chikirinの日記よく見に行くChikirinさんのブログ。最近は時事、社会問題のエントリが多かったが、今回はコミュニケーションと言うか、形而上学的と言うかのエントリ。とても興味深く読んだ。こんなことも書く方だったんだな。 人…

経済状況についての学習

経済学101から。経済産業省が公表しているスライドについての説明がうまくまとまっている。 統計には常にトリックがあり、経済的指標は特に警戒しなければならないが、そのことは今回はさておくことにする。 筆者は冒頭に貯蓄率の低下を持ってきている。 …

国際貢献と言う手法

先日、ネパールへ青年海外協力隊で派遣されていた方の報告会を聞く機会があった。 噂では聞いていたが「自立を促す支援」は本当だった。実に創意工夫して「自分がいなくなっても進められるように」必ずしながら、様々な活動を行っていた。ご家族が見えていて…