2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

中国籍の派遣社員報道

ひどい記事だ。「社会保険庁の転記作業で中国籍の派遣社員がミスを連発した」とのことだが、中国籍を強調する意味は何かあるのだろうか?問題なのは、能力の無い社員を派遣した派遣会社なのではないか?人名は言語の中でも難しいレベルに類する。しかし、そ…

 その3。

司馬作品が好きだ。 その歴史観について論じるのが最近の流行だが、司馬氏の作品の良い所は、人物のディテールをよく書き込む事だと思う。「坂の上の雲」では、乃木軍とその参謀を徹底的に無能にしてしまったが、そうしなければあの作品は成立しなかっただろ…

燃えよ剣(司馬遼太郎)

燃えよ剣(上) (新潮文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1972/06/01メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 409回この商品を含むブログ (293件) を見る

お薦めの本ではなく、お薦めしない作品を挙げて行っても良いと思う。 面白い、意義がある、内容が深いものでも、ある種の人には読まない事をすすめざるを得ない本は、本当の良書だと思う。今回は漫画だが、本当に気持ち悪い漫画だ。 誰でも犯罪者になりうる…

薦めない作品シリーズ

(ヤンマガKCスペシャル)" title="ヒミズ(4) (ヤンマガKCスペシャル)">ヒミズ(4) (ヤンマガKCスペシャル)作者: 古谷実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07/03メディア: コミック購入: 1人 クリック: 105回この商品を含むブログ (47件) を見る

気がつけば

30代の半ばにさしかかろうとしている。 最近は短い一生を嘆く気にはならない。もうどうでも良いのだと思う。 何事もなす事無く、ただ一人で忙しがって、それなりに記憶されて忘れられて行く存在なのだろう。こんな自分でも、死期が迫れば一人前に泣いたり…

親不知手術

午前中に歯科大へ行ってきた。親不知が虫歯になり、とうとう眠れないほど歯が痛み始めたため、やむを得ず歯を抜く事にした。「歯医者の寝台の上に勇者はいない。酒場へ行けばいくらでもいるが」は、ある人の台詞だが、まあその通りだろう。前回は歯茎が腫れ…

成果主義の問題点

失われた10年の間に、日本企業は大規模な構造改革を迫られた。そのうちの一つが終身雇用、年功賃金と言ったいわゆる日本的雇用慣行の変更である。そのなかで「成果主義」というものが多くの企業で導入された。 しかし、この方式の問題点が最近指摘され始め…

ダンサー・イン・ザ・ダーク

ビヨークが暴行事件を起こしたそうだ。 今も忘れられない映画のひとつに、ビョークのダンサー・イン・ザ・ダークがある。主人公のセルマの空想の世界と、現実のギャップがいろいろな事を思い起こさせる。あり得たかもしれない人生、あり得たかもしれない喜び…

時計の針はなぜ右回りなのか―時計と時間の謎解き読本作者: 織田一朗出版社/メーカー: 草思社発売日: 1994/10/01メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (5件) を見る時計は何故はじまりが0ではなく12時なのか。一日の終わりは何時なのか。…

鉄道

鉄道の旅をしなくなって久しい。車で動けばスケジュールが自由になる。車を持ってからというもの、忙しさにかまけてつい車を使ってしまう。しかし、電車で旅をしていた頃の、あの妙な豊かさは何だったのだろう。ただ若かったから、と言うだけでは説明ができ…

プロシューマーの時代

Youtubeやニコニコ動画のような動画サイトの登場が「結果的に」既存のコンテンツ産業に大きな影を落としている。DVDや音楽作品、テレビ番組も、翌日には動画にアップされてしまう。制作会社などは著作権を盾に取って抵抗を試みるも、この流れは止められそ…

CARMEN

ジョルジュ・ビゼーBizet作曲/作詞。CDの中に解説書があった。そもそも、カルメンってどんな話なのか知らなかったので、乱暴に要約してみた。たばこ工場の女工カルメン。自分に興味を持たない衛兵のドン・ホセに気まぐれに興味を持つ。ハバネラの「恋は野の…

新年 その2

最近難しい事を考えるのが嫌になり、語学の勉強をしようと思い立った。語学は難しくない。畑を耕すのと一緒だ。ジョギングするのと一緒だ。コツコツやる意外にコツは無い。日本人が英語が話せないのは、話す訓練をしていないからで、こつこつ反復訓練をすれ…

新年