2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

羊をさがしにいく

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/15メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 74回この商品を含むブログ (333件) を見る羊が体から出て行ってしまうと、思念だけが体にとどまり、それを表現できなくなるのだ…

夏の間日本を考えた結果、こんな国滅べばいいと思った

医療保険料について。 月600円しか払わなくて良いある老人(後期高齢者)が「高齢者からこんなに保険料を取るなんて、老人いじめだ」と騒いでいた。この人は、10月からは年金天引きで、2ヶ月に1度600円になる。後期保険料を9割軽減されているのだ…

制度一神教が流布している件について

あっちこっちのブログを読んでみると、マニフェスト信者が増加しているように見える。信者たちは政治家はマニフェストで選ぶつもりのようだ。 マニフェストが未来を完全に読んだモノであり、自分に利益をもたらすモノであるかどうかを判断して、選挙で投票す…

坂の上の雲

先日、御柱の森観音沢を歩いた。薄暗い、うっそうと茂る原生林の中を流れる観音沢。沢に沿って登ると、かつて県が整備した針葉樹林がある。 針葉樹林をぬけたところで、息をのんだ。旧御射山社の前、手の届くような頭上に夏の終わりの空が広がっていた。 現…

8000億円で何が買えたか

あの金で何が買えたか―バブル・ファンタジー作者: 村上龍,はまのゆか出版社/メーカー: 小学館発売日: 1999/07メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見る後期高齢者医療制度の導入にあたり、説明を怠った自民党、公明党は医療制度へ…

1Q84読了

ネタバレ注意。80年代と言いながら、どこら辺が80年代なのかわからない。80年代ってどういう特徴があったんだっけ?小学校の頃なのでよく覚えていない。70年代や60年代と違うことはわかる。90年代より古い価値観が残っていたはず。でもそれはあ…

たぶん間違っているのだろう

この考えは間違っているのだろうか。 たぶん間違っているのだろう。自分を正面から見つめることから逃げているに過ぎないのだろう。だが、だとしても、もう止まることはできない。あるときに、私は自分の生きる目的を決めた。 「コミュニティを再生すること…

Hungry Spiderの解釈が色々な件について

自分的には一通りの考え方しかなかろうと思っていたら、そうではなかったことに後で気付くことがある。槙原さんのHungry Spiderの解釈をネットで何気なく見ていたら、いろいろ出ていた。本当に驚いた。 http://www.bokukoko.com/cgi/qa/jj.cgi?action=view&d…

夏休みの思い出

子どもの頃を思い出す。アスファルトの上に出来た 日なたと陰の境目を踏みながら巨大な白熱灯のような太陽と 青草と虫の声 土の匂いと、ひぐらしと、 気の早い秋の虫が鳴くプールで濡れた髪の毛と 口の中に残る塩素の味 体は冷え切っているのに 午後の日差し…

失われた言葉に

暦の上では「立秋」というものがあるが、諏訪地方は8月15日の花火大会が終わると、一気に秋になっていく。少なくも私は小さい頃からそう思っていた。実際に寒くなる。気がつけば今年の夏は終わっていた。 今年の夏「も」と言うべきか。天吾と青豆の10歳…

iPhone終了のお知らせ

ソフトバンクからの機種変更でiPhoneを購入した。予定帳を携帯のものを使っているのだが、300件までしか登録できず、とても不便である。また、最近のソフトバンクはろくな携帯がないので、やむを得ずそうしたのだが、いつもの機種変更のようにアドレス帳…

たまには昔の話を2

自虐ネタが好きだ。究極の自虐ネタは、失恋話ではないだろうか。私はもてないくせに相当な好き者と見えて、振られた話が結構ある。もてない人間にとって、彼女を作る唯一の方法は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」だからだ。最近はやりの草食恐竜(←何かちょっ…

たまには昔の話を

ここのところ、ずっと読書録と時事への感想を書いてきた。そもそもこのブログがそういう目的でやっている以上、代わり映えしないのだが、それでも過去には留学時代の話や野宿生活の話などをアップしたこともあった。友人たちからは、そっちの方が好評だった…

MO生産終了のおしらせ

http://b.hatena.ne.jp/articles/200908/335MO生産をやめてしまうんだそうだ。以前、文化財保護課何かの記事で、記録媒体は結局は紙ベースが一番、と言う意見を読んだ。確かに、デジタルデータは再現不可能になる可能性が非常に高い。そのことを象徴するよう…

住民参画による司法

過去、この件について記事にしたことがあるが、もう一度まとめてみる。「住民参画による行政」「協働によるまちづくり」などといわれて久しい。今日からはじまった「裁判員制度」は、「住民参画による司法」のことだ。おそらく、前2者と同じような失敗例が…