2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「回ってくる漬物の会」

この地域の公民館の慰労会などでは、必ず誰かが漬物を漬けてくるのが習慣となっている。これを、「回ってくる漬物の会」と名づけた人がいた。 言い得て妙だと思う。

無題

何をしていいのかわからない 何もする気が起きないビルの谷間の薄暗い部屋で ビルの汚れた風の 吹き込む部屋で今日もなすこともなく 明日も何も変わらないそうして また一日が終わっていく

丸の内

足早に通り過ぎるスーツ姿の人たちに 嫉妬しなくなったのはいつからだろう。 もしかしたらこうなったかもしれない自分を 憶わなくなったのはいつからだろう。 道を踏み違えたどこかを 探さなくなったのはいつからだろう。 疲れきって歩くのをやめたのに、 も…

子育て

一般に目につく報道や名論卓越には、「最近の若い人が問題だ」とか「子供自身が甘えている」とか、犯人探しがほとんどだが、少子化が子どもの住む地域にもたらしている影響について触れられている記事は少ない。 「子どもは放っておけば自然に遊びを覚える」…

振り返れば

振り返れば 砂漠の中に点々とつづく、自分の足跡が見える。 風邪で吹き消されて見えなくなっているところもある ずいぶん長いみちのりをあるいてきたんだな、とおもう。足跡は幾度となく 迷ったり、立ち止まったり。 そういえばあんなこともあったよな。今と…

イベントから日常へ

イベントまでは頑張れば誰でもできる。 しかし、まちづくりで結果を出すためには 非日常から日常へ、例えば商店街の空き店舗対策などの 具体的な活動に結びつけなければならない。(ある講演会での講師の言葉)