2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

土地や建物の利活用において、行政は何をなすべきなのか

諏訪市の東洋バルヴ跡地の利活用について、市民の公聴会のようなものがあったらしい。 様々な意見が出たようだが、やはり箱物づくりの提案が出てしまったようだ。 隣の市のことではあるが、あの場所は諏訪地方の中心地になり得る位置にある。合併しなかった…

学校になぜお金がないのか、そろそろ気付こう

卒業後、実際に地元の公立学校を見に行ったことのある人はどのくらいいるだろう。 必要な予算が確保され、備品に手入れが行き届き、必要なものはきちんと揃っている学校もある。 一方で修繕が追いつかず、備品の傷みが放置されている学校もある。メンテナン…

人と人をつなげる仕事

本日図書館は休館日のため本来は休みなのだが、午後の研修に出席するため午後からは出勤となる。 自治体の仕事とは、制度を確実に運用していくことが第一だが、もうひとつ重要な役割がある。業務の中で人のつながり(社会)を再構築していくことだ。とはいえ…

アイデンティティの揺らぎ

長い記事だが、アイデンティティの揺らぎというポイントに興味をそそられて読んでみた。 webronza.asahi.com 温又柔さんの小説『真ん中の子どもたち』とエッセイ『「国語」から旅立って』について、安田菜津紀さんによる温さんへのインタビュー記事だ。 日常…

縦割り行政を甘く見過ぎていた

現在人口が増え続けている市町村もいずれは人口増の寿命を迎え、高齢者比率の増加と労働者人口の比率的、絶対数的減少の場面を迎えることになる。すでにその局面に入っている自治体は今後高騰する福祉費用の捻出に備え、行政関係の施設を大幅に減らし、福祉…

自助の国

記事は2006年に起きた介護心中事件と、先般の自民党総裁選の菅氏による「自助、共助、公助」の取り違え発言を取り上げ、「人さまに迷惑をかけない」という呪縛に囚われ続ける私たちの意識に警告を発するような形となっている。 business.nikkei.com 菅氏が繰…

図書館とは

久々に仕事関係の本を読んでみたので、興味のある部分だけまとめてみた。 図書館員をめざす人へ (ライブラリーぶっくす) 作者:後藤敏行 発売日: 2016/04/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) 著者は大学講師、専門は図書館情報学。 同書の公共図書館の部分…