2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

朝青龍関についての勝手な想像

報道が常軌を逸していると思う。 若くして出国し、言葉を覚えて異文化の壁で苦労をし、その国の国技でチャンピオンにまで上り詰めた朝青龍関に、どのような労苦があったのか計り知れない。 仮に、もしも日本の若者が若くしてモンゴルに渡り、厳しいしきたり…

はっぱの舟

地元で発行されている雑誌に「川の記憶」と言うものが掲載されている。私が小学生の頃には、まだあちこちに小さな水路や小川があったように思う。 下校の途中に葉っぱを流して、仲の良かった友人と競争した思い出がある。道端の手ごろなはっぱを舟に見立てて…

「[JMM441Sa]「伊良部と朝青龍の悲劇」from 911/USAレポート」

異文化コミュニケーションについて。JMM [Japan Mail Media] で、冷泉彰彦氏が「伊良部と朝青龍の悲劇」として、朝青龍関の問題について、かつて元ヤンキースの伊良部投手と比較しつつコミュニケーション上の問題点を指摘している。伊良部投手がニューヨーク…

安部政権

ちょっと脱線。livedoornewsから。 やはり引き摺り下ろそうというベクトルが働いていたのだろうか。前任者に抑えられていた反動ではなく、何か政策的なものについての反発から、マスコミは執拗にスキャンダルを追っていたのかもしれない。スキャンダル追求合…

サイレンの日(6)

亀山で乗り換えた電車は、回数券を取って乗るという、ワンマンカー。「へええ、田舎なんだな、こんな田舎で暮らすなんてどんな気持ちなんだろう」と思いましたが、後に長野県にもこういう電車がいっぱいある事を知りました。思っただけで口にしなくて良かっ…

サイレンの日(5)

その晩は大阪駅で寝ようと思いましたが、職務質問でパスポートをまた要求されると思うのでやめました。おまわりさんに手間を取らせてはいけませんし、パスポートを持ってないし。 郊外の駅で寝ようと思いましたが、大阪は暑いです。色々考えた挙句、夜行に乗…

サイレンの日(4)

仕方ないので駅を変えて、九州の小さい某駅で寝ました。駅長さんと思しき人に「待合室で寝ても良いですか?」とおそるおそる聞いてみると、「良いけど風邪引くなよ」と言われました。ありがたいことです。親切な人に助けられて、人は生きていくのだと学びま…

サイレンの日(3)

昨日の続き。長崎市内は市電で動きました。路面電車はバスとは違い、車の間をかき分けて走る舟のようで、とても面白い乗り物です。最近は再評価されていますが、当時はあちこちで廃止されていました。市電に乗って中華街へ行き、何か食べようと思いましたが…

サイレンの日(2)

昨日のつづき。 翌日長崎へ向かいました。朝の電車はエアコンがガンガン効いていて、涼しくて気持ちが良かったです。前の晩暑くてよく眠れなかったこともあり、意識が「すーっ」と消えて行き、すっかり居眠りをしてしまいました。 ふっと起きたら通学中の高…

サイレンの日(1)

6日の方は出勤途中に足を止めて、9日の方は職場でいっしょに、というのが毎年の習慣になっています。サイレンが終わったあと、こんなことを思い出しました。 大学1年生の時に、夏休みに長崎と広島に旅行に行きました。高校時代の世界史の先生に「10代の…

オリンピック

北京オリンピックを中国が威信を賭けて成功に導こうとしていると言う記事を読んだ。 心から成功を願う。たとえ中国が覇権国家となり、日本の脅威となろうとも。かの国は、ここ数世紀間、悲惨な思いをしすぎた。 そろそろ幸福になっても良い頃だ。