2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

個人の注意

自分の鬱に早く気づくこと。専門家への相談アクセスは整備されつつある。

自殺予防対策

2000年の健康日本21では、10年間で22,000人にまで減らす事が盛り込まれた。 (1)自殺防止有識者懇談会(2002)による「自殺予防に向けての提言」 実態把握、普及啓発や教育、危機介入、事後対策 (2)うつ病対策マニュアル(2004) 地域におけ…

うつ病頻度

H14年厚生労働科学特別研究事業によると、生まれてから調査時点でまでは15人に1人が過去12ヶ月間には50人に1人が経験があることがわかった。

うつ病の診断

米国精神医学会作成の診断基準DSM-�では、9項目のうち5項目を選んでいる。 症状は2週間以上ほとんど毎日様々な不調が続いて、自分が苦しんだり仕事や家事に支障が出ること、とされている。

危険因子とされる精神の病

うつ病、アルコール依存症、統合失調症が危険因子の代表である。入院、通院患者の自殺率は一般集団の5倍程度である。

地域別

完全失業率の高い地域で見かける。東北地方の秋田、岩手など。日本海側の新潟、島根など。九州地方の宮崎、鹿児島など。

職業別

農林水産業が高い傾向がある。(意外)

年代別

98年から増加したのは40ー59歳中高年男性。オイルショック期にも増加した事がある。

方法別

警察庁統計では、縊首が6割。 男性のガス自殺13%、女性の飛び降り自殺13%がそれにつづく。 1950年代には薬物などが多かった時期もある。

自殺数

1998年から毎年3万人を上回り続けている。小さな町が自殺で毎年消えているような物だ。人口10万人当たりは24.1人。東欧諸国に次いで世界第10番目の多さだ。

うつ病について勉強

第10章地域における心の病 〜うつ病・自殺を中心に新訂 心の健康と病理 (放送大学教材)作者: 齋藤高雅出版社/メーカー: 放送大学教育振興会発売日: 2008/09メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログを見るうつ病についての学習をするために、同…

産經新聞

産経が行った11区と自衛隊に関する捏造報道に、ようやく謝罪記事が掲載された。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120726/dst12072603250001-n1.htm謝罪文からわかることがある。 産経新聞は、自治体に偏見を持っていたということだ。 つまり同紙は、…

日本航空@カンブリア宮殿

テレビ東京の「カンブリア宮殿」日本航空の回の録画を視聴。 番組の最後、村上龍氏のコメントが紹介される。この番組が気にいっている理由は、このコーナーが気にいっているからだ。 稲盛名誉会長に村上龍氏が聞きにくい質問をしたときのエピソードが語られ…

心の健康と病理

新訂 心の健康と病理 (放送大学教材)作者: 齋藤高雅出版社/メーカー: 放送大学教育振興会発売日: 2008/09メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログを見る今日は放送大学のテキスト読みの日。前々から心理学のうちの心の健康の問題に踏み込んで読…