2007-01-01から1年間の記事一覧

メモ

メモ。言葉を選び直し、できれば英語に訳すこと。以下本文。君は僕の 置く場所に迷う 僕の姿が あまりに似ているから 鏡に写す 君の姿と 僕の後ろに映る 深い夜の森 聞こえるのは 鳥たちの羽音 木々の間に 見える蒼い下弦の月 いつかまた会えるよね だから今…

メール

メールでは伝わらないこともある。 メールでしか伝わらないこともある。電話ではなく、口頭でもなく、手紙とも異なる、この不思議でいまいましいメディア。 便利になったようで「失うものと得るものが増えただけ」という説もある。 きわどい内容のメールの返…

はてなセリフ(実験)

実験的に一つ作ってみた。 面白いな、これ。

ある人への返信

産業再生とニート、ワーキングプアについて、ある人のメールに返信した。以下全文。ーーーーーーーーーーーーーーーー長文です。 大分昔のお話ですがずっと気になっていたことがあります。 産業集積がどのようにできていくのだろう、 というお話です。>たぶ…

医師不足

医療現場が混乱している。単に給料を上げてもどうにかなる問題ではない。 自治体の予算と人手不足で十分な機材を与えられず、治療に当たらなければならない状況の中で、「医療ミス」があればすぐに訴えられるこの現状の中で、医者になろうとする人は減るだろ…

怒りしか感じない

ワーキングプアの話題がNHKで扱われていた。 かつては、貧困でも経済が成長していたためいつかは良くなる事を信じる事が出来た。信じる気持ちは、貧困からの脱出への意志になった。今はそうではない。 雇用システムも、消費システムも、経済が成長しても生活…

高校を卒業すると女の人は化ける。面影もなくなる人もいる。 30過ぎると再度変わり、きっとその先もあるのだろう。 経験上、30歳くらいで同級会を開くと、男子がみんなひっくり返る。「失礼ですが、どちらさま?」という美人がいっぱい来る。「このおっ…

普通であること

とあることで、ふとしたきっかけで思い出した。 高校の頃、普通であることにとても抵抗を感じていた。 「普通」=「人と変わらない」=「無価値」と思っていたのだと思う。奇抜なことを良しとして、それで自分に価値がある人間だと思わせたかったのだと思う…

人生の半分を過ぎたことについて

もう一度同じことを繰り返したり、やり直すことができなくなったことを意味する。人の能力は無限だとは思う。しかし、時間は有限である。結果を求めず、「人生の目的は幸せになること」ということであれば、人の能力が無限であることを前提に生きても良い。…

子どもを作れと言う人たちに思う

世界全体としては人口が増えている。このままいけば、食料が自給できなくなる可能性がある。いや、現に世界的には自給できていない。何故日本のことだけを考えて「少子化社会」を社会問題にするのか。そういう国内事情にしか目のいかないことのほうが、よほ…

遺伝によって何が決まるというのか

人の能力に限界はない。時間や周囲の環境の諸条件で制限はある。 だからといって能力が有限だとすることにはならない。環境を自ら変え、条件を跳ね除ける力を、誰もが持っている。誰もが、そう信じられる世の中を作りたいとおもう。

行政のロジック

「協働によるまちづくり」と言う言葉が聴かれるようになって久しい。「自分たちのことは自分でする」のがこれからのまちづくりだと言う。 ただ、住民がそれを言うのと、行政官がそれを言うのでは意味が異なる。前者はたいてい「誰かのために自分が何かをする…

「誰かのために」

「他人のために何かをする」と言う言葉をはくと、偽善者扱いされる事がある。確かに、本当にその人のためになっているかどうかは判然としないだろう。後になってみれば、余計なお世話だった、と言う事もしばしばある。歴史的に見て、世の中の多くの闘争は、…

総理交替・・・

国民の関心は「年金」にあるらしい。 できれば、そういう人たちに年金の何に関心があるのか聞いてみたい。年金不安の引き起こす経済への波及についてや、介護制度の行く末に関心があるなら、まだわかる。 だが、自分のもらえる額について、ということならこ…

建築関係メモ

出来るだけ平易な言葉でまとめてみた。放送大学大学院「都市計画論」の「都市(建築)の身体性」について 「都市のアメニティ」あるべきものがそこにある。違和感の無い街並み。「宿場町に町屋作り(繁格子)」「城下町に武家屋敷(門、松)」など。 反面、…

安部首相退陣覚悟?

インド洋の給油が認められなければ、退陣を覚悟しているそうだ。 マスコミは今も右翼が嫌いなのだと思う。安部首相が北朝鮮に強硬に出られないよう、靖国参拝が出来ないよう、あらゆるスキャンダルを書き立ててつぶそうとしている、という見方は何故出来ない…

台風一過

7月豪雨災害関係の講座を企画している。講師の方々と講演の内容をご相談する中で、災害の最中には役所もどこも混乱しており、緊急情報以外は一人一人自分で考えて、判断するしか無い事がわかった。地域で助け合うことも重要とのこと。普段から個人個人で考…

まちづくりの重要なもの

自称「まちづくりの専門家」という人たちがいる。例えば経営コンサルタントが経営学の視点でまちづくりを検証し、それを売り物にしている。 従来、まちづくり=ボランティアと考えられてきた。しかし、近年の事情が地域を一つの事業体と見て経営学を導入する…

朝青龍関についての勝手な想像

報道が常軌を逸していると思う。 若くして出国し、言葉を覚えて異文化の壁で苦労をし、その国の国技でチャンピオンにまで上り詰めた朝青龍関に、どのような労苦があったのか計り知れない。 仮に、もしも日本の若者が若くしてモンゴルに渡り、厳しいしきたり…

はっぱの舟

地元で発行されている雑誌に「川の記憶」と言うものが掲載されている。私が小学生の頃には、まだあちこちに小さな水路や小川があったように思う。 下校の途中に葉っぱを流して、仲の良かった友人と競争した思い出がある。道端の手ごろなはっぱを舟に見立てて…

「[JMM441Sa]「伊良部と朝青龍の悲劇」from 911/USAレポート」

異文化コミュニケーションについて。JMM [Japan Mail Media] で、冷泉彰彦氏が「伊良部と朝青龍の悲劇」として、朝青龍関の問題について、かつて元ヤンキースの伊良部投手と比較しつつコミュニケーション上の問題点を指摘している。伊良部投手がニューヨーク…

安部政権

ちょっと脱線。livedoornewsから。 やはり引き摺り下ろそうというベクトルが働いていたのだろうか。前任者に抑えられていた反動ではなく、何か政策的なものについての反発から、マスコミは執拗にスキャンダルを追っていたのかもしれない。スキャンダル追求合…

サイレンの日(6)

亀山で乗り換えた電車は、回数券を取って乗るという、ワンマンカー。「へええ、田舎なんだな、こんな田舎で暮らすなんてどんな気持ちなんだろう」と思いましたが、後に長野県にもこういう電車がいっぱいある事を知りました。思っただけで口にしなくて良かっ…

サイレンの日(5)

その晩は大阪駅で寝ようと思いましたが、職務質問でパスポートをまた要求されると思うのでやめました。おまわりさんに手間を取らせてはいけませんし、パスポートを持ってないし。 郊外の駅で寝ようと思いましたが、大阪は暑いです。色々考えた挙句、夜行に乗…

サイレンの日(4)

仕方ないので駅を変えて、九州の小さい某駅で寝ました。駅長さんと思しき人に「待合室で寝ても良いですか?」とおそるおそる聞いてみると、「良いけど風邪引くなよ」と言われました。ありがたいことです。親切な人に助けられて、人は生きていくのだと学びま…

サイレンの日(3)

昨日の続き。長崎市内は市電で動きました。路面電車はバスとは違い、車の間をかき分けて走る舟のようで、とても面白い乗り物です。最近は再評価されていますが、当時はあちこちで廃止されていました。市電に乗って中華街へ行き、何か食べようと思いましたが…

サイレンの日(2)

昨日のつづき。 翌日長崎へ向かいました。朝の電車はエアコンがガンガン効いていて、涼しくて気持ちが良かったです。前の晩暑くてよく眠れなかったこともあり、意識が「すーっ」と消えて行き、すっかり居眠りをしてしまいました。 ふっと起きたら通学中の高…

サイレンの日(1)

6日の方は出勤途中に足を止めて、9日の方は職場でいっしょに、というのが毎年の習慣になっています。サイレンが終わったあと、こんなことを思い出しました。 大学1年生の時に、夏休みに長崎と広島に旅行に行きました。高校時代の世界史の先生に「10代の…

オリンピック

北京オリンピックを中国が威信を賭けて成功に導こうとしていると言う記事を読んだ。 心から成功を願う。たとえ中国が覇権国家となり、日本の脅威となろうとも。かの国は、ここ数世紀間、悲惨な思いをしすぎた。 そろそろ幸福になっても良い頃だ。

田中秀征の一言啓上 第38回

日経bp田中秀征氏のコラムで、こんな記事が掲載されていた。 ーーーー以下引用ーーーーー 頼まないのに役所を辞めて、駅頭で臆面もなく「国家、国民のために働く」と叫んでいる人もいる。本当に国家、国民を思うなら、とりあえずもっと静かにしてくれと言…