「誰かのために」

「他人のために何かをする」と言う言葉をはくと、偽善者扱いされる事がある。

確かに、本当にその人のためになっているかどうかは判然としないだろう。後になってみれば、余計なお世話だった、と言う事もしばしばある。歴史的に見て、世の中の多くの闘争は、善意と善意が誤解と偏見に基づいて対立することで発生しているという事実もある。

しかし、誰もが他人を気遣わなくなったら、世の中成り立つのだろうか?

偽悪者より、偽善者の方がマシな気もする。偽善者と言われても、他人のために何かをしつづけたいと思っている。