2006-01-01から1年間の記事一覧

嫌なニュースを聞いた。 サダムフセインが処刑された。 「アメリカの思惑によって軍事政権を立て、アメリカの思惑によって近代化をすすめ、アメリカの思惑によって抹殺された男」という見方もある。 しかし、「アラブ型の開発独裁によってイラクを近代国家に…

今日は私の留学した上海のイメージをつかんでいただきたい。上海は長江を遡り、その支流黄浦江という川の流域に位置している。写真は黄浦江の東側にある、今上海で一番発展している「浦東地区」。 妙なかたちユニークな形のテレビ塔が立ち、世界第4位の高層…

もうひとつ、留学を考えるきっかけになったのは、大学1年の時に仲間といった中国ツアーがある。行ったのは94年。行き先は中国の天津、北京、済南市、曲阜だった。・・・と、言っても普通の人はどこかわかんないと思う。 曲阜は、子牛・・・じゃなかった、…

今日は中国語ネタ。 (中国語の基礎知識:老師=教師、先生 同学=クラスメイト)本日はC老師(先生)にL同学(韓国人留学生)が質問したときのお話。やりとりは中国語で行われています。C老師曰く、 「年長者や社会的に尊敬される人には「老」をつけるこ…

1996年2月から1997年1月まで、私は大学を休学して中国の某F大学に語学留学していた。いまでこそ、中国留学はポピュラーである。 しかし、90年代後半当時はまだ、日本の学生は今ほど多くはなかった。 「中国へ留学する」と言うと、まだ「は?なんで?」と言…

旅の終焉編 自転車旅行7

[自転車旅行] 甲州街道の右手(北側)にJR中央線が再び見えてきた。トンネルをくぐった辺りで 一度お別れしていたのだが、この後はゴールまで一緒だ。竜王町で駅が見える。この辺の 甲州街道は、電車から車窓の風景としてよく見ていたが、今は私が風景の一…

つぶれたドライブインの駐車場で眠っていた私は、突然顔に熱い風が吹き付けられて目が覚めた。 一瞬の事で何が起きたかわからなかったが、私に向けてトラックがバックしてきている事に気が付いた。 慌てて転がってよける私。危うく雨上がりにアスファルトの…

大垂水峠というところがある。「おおたるみとうげ」とよむ。何がたるんでるのかは知らないが、 なんだか間抜けな名前だ。ここは走り屋には有名な場所だ。つづら折りになった 坂が延々と続くので車で走ると面白いらしい。もっともこんな田舎まで来ると、走り…

甲州街道へ入る前に、府中の森公園で休憩する。今更ながらこういった公園施設はありがたい。 なんといってもタダで水が飲める。木陰で休憩していると、子どもが近くで大騒ぎして遊びはじめた。 そう言えば今日は日曜日だ。まあ、30分休めたしそろそろ行く…

自転車の前ギアが壊れて途方に暮れていたが、なんとかタダで実家に帰ら無くてはいけない。 ヒッチハイクという手もあるが、私は男なので拾ってくれる可能性は少ないし・・・悩んでいてもしょうがないので すこし散歩がてら休憩しようと思い、自転車を止め街を歩…

とりあえず、細い道を行くと道に迷う可能性があるので広い道路に出る事にした。この朝霞市と言う街は、 武蔵野台地にあるため、道が込み入っている。区画整理なんかしてないので、南へ向かっていたはずが 西へ向かっていたと言う事もしばしばあるので注意が…

過去のホームページを整理していたら、だいぶ前に書いた文章を見つけた。書いたのは22歳の夏。大学1年の時の自転車旅行?についての記事だ。邪念が無かった分、今よりも文章がうまい気がする。 ーーーーーーーーーーーーーー1992年の夏のことだった。…

「日本一」「随一」という表現で自画自賛する物が、このまちにはたくさんある。 誰か検証しつづけているのかと言えば、そうではない。違ったらみっともない、とか考えないのだろうか。 無意識のうちに自分が一番と思っているのって・・・(笑)。

開戦記念日

終戦記念日に比べて、この開戦記念日はあまり大きく取り上げられない。終戦記念日は、敗戦であるため自分自身の屈辱を摩り替えるためにか、一生懸命自分達は道徳的に悪だった、と言いたてる番組がテレビで乱立する。開戦に至るまでの経緯で、一体何が問題だ…

80年代は

尾崎の時代だった。 愛とか夢とかが地平線のずっと向こうにはあって、 いつかは救われるんじゃないかと思っていた。 90年代に入ってバブルがはじけて、 地平線の向こうにはずっと地平線が続いていて、 どこまでも終わらない日常が続いている事がわかってし…

「回ってくる漬物の会」

この地域の公民館の慰労会などでは、必ず誰かが漬物を漬けてくるのが習慣となっている。これを、「回ってくる漬物の会」と名づけた人がいた。 言い得て妙だと思う。

無題

何をしていいのかわからない 何もする気が起きないビルの谷間の薄暗い部屋で ビルの汚れた風の 吹き込む部屋で今日もなすこともなく 明日も何も変わらないそうして また一日が終わっていく

丸の内

足早に通り過ぎるスーツ姿の人たちに 嫉妬しなくなったのはいつからだろう。 もしかしたらこうなったかもしれない自分を 憶わなくなったのはいつからだろう。 道を踏み違えたどこかを 探さなくなったのはいつからだろう。 疲れきって歩くのをやめたのに、 も…

子育て

一般に目につく報道や名論卓越には、「最近の若い人が問題だ」とか「子供自身が甘えている」とか、犯人探しがほとんどだが、少子化が子どもの住む地域にもたらしている影響について触れられている記事は少ない。 「子どもは放っておけば自然に遊びを覚える」…

振り返れば

振り返れば 砂漠の中に点々とつづく、自分の足跡が見える。 風邪で吹き消されて見えなくなっているところもある ずいぶん長いみちのりをあるいてきたんだな、とおもう。足跡は幾度となく 迷ったり、立ち止まったり。 そういえばあんなこともあったよな。今と…

イベントから日常へ

イベントまでは頑張れば誰でもできる。 しかし、まちづくりで結果を出すためには 非日常から日常へ、例えば商店街の空き店舗対策などの 具体的な活動に結びつけなければならない。(ある講演会での講師の言葉)

思えども

人の気持ちにずかずか踏み込みたくはない。 しかし、仕事上やむを得ずそうしなければならないこともある。そうしないで済むような、のんびりした暮らしに戻りたいものだが 最早後戻りは出来ないようだ。

核家族化の虚実<「社会学入門」放送大学

夫婦と子どもからなる通俗的に言われる「核家族」は、1974年を境に増加は頭打ちになっている。しかし、単独世帯と夫婦のみの世帯が増加傾向にあり、この3つをあわせて「核家族」とするならば、核家族化は進行している。しかし、子育て問題でうまくいか…

母退院

手術後の経過が良好らしく(あくまで手術傷の治癒だけの話だが)、11月上旬の退院予定が早まって10月いっぱいとなった。大勢の方にご心配を頂いたが、母は自分のことだけでいっぱいらしい。 癌腫瘍があれだけ大きくなっていたのだから、がん細胞が残って…

母の手術が終わった

8:00に病室に親戚が集まり、大所帯となった。 9時から始まり4時間に及ぶ手術。胸骨を切り開いて中から腫瘍を切り取った。 当初は肺や心臓、横隔膜への転移が懸念されていたが、結果から言えばそのようには見えなかったようだ。 大きくなった腫瘍が肺と…

村井知事発言

公務員に高い倫理性を求め過ぎなんだそうだ。 確かに、「銀行員の飲酒運転による死亡事故は今年何件目になりました」「歯医者による酒気帯び運転による検挙者の増加が社会問題になっています」などと普通は言わない。しかし、公金を預かって仕事をしている以…

北朝鮮

安倍総理は「北朝鮮の瀬戸際外交だろう」と、また言った。 しかし、本当にそうなのだろうか。 孤立化させれば、ルクセンブルクのような小国でも矛を取って戦うだろう。 北朝鮮をかつての日本のような状態に追い込んではいけない。

もしも

もしも学生時代からやり直せるとしたら、 一体何をするだろうか。たぶん福祉系の仕事を選ぶことを考えるかもしれない。 自分にはずっと向いていないと思っていたけれども、社会的に「弱者」とされる気持ちのいくばくかを、どうやら理解できる気がする。なぜ…

母の手術が決まった

薬物による対処を考えていたが、 外科医の診断の結果手術で除去した後の薬物療法ができることになった。とりあえず、完治の見込みがより大きくなったと言うことのようだ。 父はずいぶん喜んでいた。

記事

福祉サービス:「障害者自立支援法」施行後、利用減る 福祉サービスを利用する障害者に、原則1割の自己負担を課した「障害者自立支援法」の施行前後で、サービスの利用量(時間)を比較すると、大幅に減少したことが、NPO法人「大阪障害者センター」の調…