母の手術が終わった

8:00に病室に親戚が集まり、大所帯となった。
9時から始まり4時間に及ぶ手術。胸骨を切り開いて中から腫瘍を切り取った。
当初は肺や心臓、横隔膜への転移が懸念されていたが、結果から言えばそのようには見えなかったようだ。
大きくなった腫瘍が肺と心臓を覆う膜に乗っていたため、その部分もあわせて切り取り、ゴアテックスで縫合してある。
切り取られた腫瘍は鳥の骨つき肉のような大振りのものだった。素人目には転移していなかったのが不思議なくらいだ。いずれにしても、大きな山を一つ越したばかりと言った所だ。

母はまだ目が覚めないようなので、親類の叔母に任せてひとまず帰ってきた。