人生の半分を過ぎたことについて

もう一度同じことを繰り返したり、やり直すことができなくなったことを意味する。人の能力は無限だとは思う。しかし、時間は有限である。

結果を求めず、「人生の目的は幸せになること」ということであれば、人の能力が無限であることを前提に生きても良い。しかし、何がしかの結果を残したいのであれば、時間の有限性がより強く意味を持ってくる。

20代で能力を発揮し始め、50代で活力を失うのであれば、私は人生の半分をとうに過ぎている。もう一度何かを試してみたり、失敗をやり直している時間は徐々になくなってきている。


いつか、すべての「ニート」と呼ばれる人たちが、尊厳ある暮らしができる社会を作りたいと思う。努力する若者に、きちんと経済的にも報いがあるような、そんな世の中でなければ嘘だと思う。そういう大それたことを目標にたて、すでに10年が過ぎようとしている。微力を尽くし、結果を求めてきたが未だ道半ばにもいたらない。