薦めないシリーズ

明日に向かって走れ ― 月夜の歌アーティスト: エレファントカシマシ出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 1999/12/08メディア: CD クリック: 15回この商品を含むブログ (87件) を見るまたもやエレファントカシマシ。アルバム中に収録されてい…

谷川俊太郎 作「あなた」を読んで思いついた事を書き留めておく。 論文は正しさを要求するが、詩は正しさは要求しない。美しいか、そうでないかが問題なのだそうだ。 あなたの言う事や しようとしていることが 正しいか正しくないか それは私には問題ではな…

みみをすます (福音館の単行本)作者: 谷川俊太郎,柳生弦一郎出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1982/06/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (20件) を見る谷川俊太郎の詩を読んでいると、小学生の頃歩いた畑の土手を思い出す…

「アジアの路上で溜息ひとつ」前川健一著 (Amazonの検索で見つからない??)薦めない理由は一つ。読んで前川氏の世界にはまり、旅に出たまま帰ってこなくなっても責任取れないため。悪しからず御了承されたい。一人旅をしていた時期がある。1996年2月…

英題はThe Missing Pieceだったとおもう。自分の半分をどこかに忘れてきてしまった人がいる。 半分をどこかに置いたまま、仮の人生を生きている。影が半分しかない人。 本当の自分ではない、かりそめの人生。どこかにある、本当の自分を探し求める人もいる。…

悲しみの果てアーティスト: エレファントカシマシ,宮本浩次,土方隆行出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 1996/04/19メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る画像がないけど、シリーズ化しそうな勢いでまたもやエレファントカシ…

生暖かい油の海の中をもがくような1日もあれば、無機質な砂が手の間から滑り落ちていくように、1日が終わっていく日もある。 「あいつらがいるから明日も出かけよう」と思える仲間がいる。それは、手掛かりのない世の中、僅かでも実感できる数少ないものの…

10年前だったら、この歌の意味が分からなかったと思う。随分回り道もしたが、これまでやってきたことが、良かれ悪しかれ花をつけ始めている。手を抜いてきたこともそれなりに花が咲いてしまう。それでも転がっていこうと思う、そんな歌だと感じた。今の私…

俺たちの明日(初回盤)(DVD付)アーティスト: エレファントカシマシ出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(M)発売日: 2007/11/21メディア: CD クリック: 15回この商品を含むブログ (25件) を見るエレファントカシマシの曲が好きだ。お付き合いで行ったカラオケ…

中島みゆき「永久欠番」。葬式にでもかけて欲しいような曲。 前半は良い。誰だろうと死ぬと言うことをまっとうに歌っているからだ。 順番はあるだろうが、ルール違反もあるだろう、と。後半に「人間は取り替えの聞かない大切なもの」というメッセージが聞こ…

 その3。

司馬作品が好きだ。 その歴史観について論じるのが最近の流行だが、司馬氏の作品の良い所は、人物のディテールをよく書き込む事だと思う。「坂の上の雲」では、乃木軍とその参謀を徹底的に無能にしてしまったが、そうしなければあの作品は成立しなかっただろ…

お薦めの本ではなく、お薦めしない作品を挙げて行っても良いと思う。 面白い、意義がある、内容が深いものでも、ある種の人には読まない事をすすめざるを得ない本は、本当の良書だと思う。今回は漫画だが、本当に気持ち悪い漫画だ。 誰でも犯罪者になりうる…