悲しみの果て

悲しみの果て

画像がないけど、シリーズ化しそうな勢いでまたもやエレファントカシマシ

「悲しいことの後には、きっといいことがある」と誰もが思いたい。だが、実際はそうではない。もっと悲しいことが待っているかもしれないが、普通は淡々とした日常が待っているだけだ。人生はそんなに都合よく、ドラマチックではない。

楽しいことが待っていてくれる保証などない。
立ち直る時が来たら、自分で気持を切り替えて素晴らしい日々を送っていこう、ということだそうだ。

基本的にはそうなんだろうと思う。
生きていくということは、結局自分でそういう決意をすることなのだと思う。

ただ、本当にそうなんだろうか、とも思う。

周囲で偶然良いことが起きることもある。生きているのは、自分だけではないのだから。そんな風に最近思える。いや、そう思っていたい。私は甘い人間なので、甘い見通しをしたがる。

だから、遠くにいる友には生きていることだけでも知らせてほしい。近くにいる仲間のためには、できるだけのことをしようと思う。黙っていても、悲しみは降ってくるのだから。

少なくも、私の手の届く範囲だけでも。



(明日からは、エレカシ以外のことを書こうと思う)