気がつけば

30代の半ばにさしかかろうとしている。
最近は短い一生を嘆く気にはならない。もうどうでも良いのだと思う。
何事もなす事無く、ただ一人で忙しがって、それなりに記憶されて忘れられて行く存在なのだろう。

こんな自分でも、死期が迫れば一人前に泣いたりわめいたりするのだろうか。

そういうくだらない自分を気にしなくなったのはいつ頃からなのだろう。気にしなくなったと言うよりは、目を背けるようになったのかもしれない。あと10年生きられないとしたら、一体何をしたいだろうか。一体何を生きた証としたいだろうか。何を次の世代に引き継げるのだろうか。

あと数年後の39歳で死ぬとしたら、自分が何を今年すべきなのか考えてみる事にする。

Kafka on the shore英語版を購入。

A dark,omnipresent pool of water.
(→偏在する)