東京新聞石原知事批判

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2010042002000065.html

個人的のこの新聞は好きだ。
大手新聞に比べて記事の角度が異なり、読んでいて飽きない。東京に最先端の情報が集まっているという地の利もあるが、記者の気風も違うのだろう。

選挙区内の新井氏のポスターにせっせとシールを張って歩いたのは、同じ選挙区の現職だった石原知事の公設第一秘書らだった。「それ(帰化)で決して差別はしませんよ」と集会で知事は語ったが、彼の取り巻きが過去にしでかしたことを思い起こせば、そんな発言を誰が信じよう

これはしてやったり。
良く言ってくれた、と胸の空くような思いがした。

あからさまな差別的発言を大きく報道したメディアは本紙だけだった。「またいつもの放言だ」と取材側がまひしているならかなり深刻だ。

しかも、ネットを情報源とした石原知事にも釘を刺している。たぶん、知事が見ているサイトは間違った情報が大半を占めているあのサイトだろう。メール疑惑で命を絶った議員がいたが、ご高齢の石原知事にはそういうことがよくわからないのだろう。このタイミングでこの批判をしたのは良かったのではないか。