子ども手当と地方の混乱

Nomarの日記
子ども手当のいかつさにションベンちびりそう。

同エントリは、子ども手当を巡る議論の問題点について、端的にまとまっていて面白かった。下の方に厚生労働委員会の模様の動画がはってある。
社会保障制度はどんどん複雑になって行く。このエントリで取り上げられているように、政治家の思いつきと無能によって、地方政府の負担は年々増大している。子ども手当に置いても、もちろんこれは例外ではないと言うわけだ。

貧困国の身寄りの無い子どもたちを大量に養子縁組。

一人当たり月に26000円ですからね。

ただ、別に今だって似たようなことをやっている。税金上の子どもの扶養控除は、海外にいる子どもも対象となっている。現に、どう見ても子どもを扶養しているとは思えないような人が、控除対象にして逃れている。まあ、別に驚くにはあたらない。ちなみに、扶養控除が決まったのは、もちろん民主党政権になってからの話ではない。大昔からだ。もちろん。

自民党も、民主党も、公明党も現行制度の不具合について真面目に議論しようとしない。制度を整理しても1票にもならないからだ。
現行制度に追加ばかりを考える。結果残されたのは「迷宮のような社会保障制度」だ。今更民主党に「選挙対策だ」などと批判を浴びせても、、、悪いが、笑ってしまう。

地方の負担が増大→交付税措置→国の財政悪化→交付税カット→地方の負担増・・・どうにかならんのかね、このマッチポンプ