経済状況についての学習

経済学101から。

経済産業省が公表しているスライドについての説明がうまくまとまっている。
統計には常にトリックがあり、経済的指標は特に警戒しなければならないが、そのことは今回はさておくことにする。
筆者は冒頭に貯蓄率の低下を持ってきている。
ここ数年、日本の貯蓄率への信頼が揺らいでいたのは知っていたが、これほどとは思わなかった。

貯蓄率が低下すれば、仮に「政府債務は民間預金で阻却される」という理論が正しかったとしても、もはや理論そのものの基礎が崩壊する。
潜在的な失業者数のグラフには、言葉もない。

この国は確実に衰退している。