先日の夜、ちょっとした飲み会に参加した。ちょっと変わったメンバーだった。
海外へワーキングホリデーなどで留学の経験のある人が1人。先日もお話を伺った、青年海外協力隊で2年間海外へ出ていた方も出席した。
地方ではどうしてもこういうメンバーが集まる機会は無い。とても面白く、あっという間の数時間だった。
詳しくは書ききれないが、参加して感じたことがある。
「国際交流」というものに興味を持って、もうだいぶ経つ。わずかばかり、関連した活動も行っている。だが、その正体についてこれまでうまく説明できなかったが、今回はっきり解った。
マザーテレサの言葉にこんなのがある。
The most terrible poverty is loneliness and the feeling of being unloved.
→最も深刻な貧困とは、孤独である。自らが愛されていないと感じることである。
人が最も悲惨なのは、孤独を感じることだと思う。食事や金銭の欠乏は、孤独の感情をもたらすから悲劇的なのだ。福祉が必要なのも、この世のあらゆる孤独を感じる人たちのためだ。
国際交流とは、異文化の壁に阻まれて孤独を感じる人たちの傍にいようとする活動なのではないか。協力隊で海外へ貢献するのも、ワーキングホリデーも、海外へ留学して交流を図るのも、形は違いこそすれそういう側面を持つと思う。