2009-01-01から1年間の記事一覧
経済は市場が拡大したときに実質的に成長するのだろうか。経済成長の時代と言われた頃を振り返ってみると、なんとなくそんな感じがする。 (多分理論的な裏付けなり否定論があったと思うが、思い出せない)戦時中は中国、アジアへの市場拡大だった。 終戦直…
海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 1 (新潮文庫)作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/28メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 35回この商品を含むブログ (49件) を見る 海よ、おまえと結婚する!・・・と、帯に書かれていた1巻を読…
読売新聞。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090922-00000727-yom-pol鳩山・胡会談の内容について、会見の準備が不足していたらしい。会談内容について官僚に「メモしているか」と聞いただけで、「政治主導じゃない」かのような書き方。「政治主導」と…
地域の中学校の文化祭に招待された。NPOと総合学習の時間が連携していることから、今年招待状が来た。メンバーの誰もいけないので、私が行くことになった。 20年ぶりに母校に入った。購買も、廊下も、教室もそのままだった。学年の目標が廊下に掲示されて…
人の時間は限られている。工夫して使っても、限度というモノがある。体も頭も使えば疲れもする。体も精神も病むことがある。物事には限りというモノがある。 今年、地区の役員を受けることになった。NPOでの活動はほとんど停止している。自分ができない分、…
本当だろうか。 野党に転落したとたんに、しらけムードなのだそうだ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000602-san-pol こんな奴らが地方の政治を牛耳っていたのか。 唖然とした。
このあたりでは最近ずいぶん減ったが、行政がまちづくり施策を考えるときに、民間のボランティアや業界に団体を作らせて、そこに予算を出して思ったような政策をやらせる、という手法が一時流行った。 商工会議所や青年会議所のOBで人のいい人たちが役所につ…
君たちはどう生きるか (岩波文庫)作者: 吉野源三郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1982/11/16メディア: 文庫購入: 54人 クリック: 631回この商品を含むブログ (169件) を見る「君たちはどう生きるか」 16歳の時に読んだ本。高校の世界史の先生が薦めた…
鳩山さんは核についての密約を調査するんだそうだ。外交上、非公開で話し合いがされるのは当然のことだ。すべてをガラス張りにしてしまえば、話せないことが多すぎる。・・・という意見よりも、「自民党政権はきっと密約を結んで、悪いことを企んでいたに違…
洗礼ではないだろう。恒例のマスコミによるあら探しが始まった。政策ではなく、スキャンダルで部数を稼ごうとする作戦だ。明治維新の頃、政府の役人の人材が足りなかった、と司馬遼太郎が書いている。いままさに、民主党もそういう状況ではないのか。別にヌ…
思いつきで適当に書いているブログなのに申し訳ございません。 ありがとうございました。・・・って、はじめてじゃないのか? そもそも、ブログ上でレスポンスをもらったこと自体もはじめてかもしれない。 ネット上では後期高齢者医療制度廃止による若者負担…
生まれ育った土地から離れないなんて馬鹿げてる「大きなお世話」と思う人も多いことと思う。だが、せめて一度外の世界を見てほしい、と俺は思う。俺は結局都落ちしてきた人間だけど、それでも海外と東京に合計5,6年住んでみて、自分の故郷への見方が大き…
http://digimaga.net/2008/06/old-man-says-children-for-me-must-be-sacrificed.htmlたぶんこれを読んでも多くの老人は意味すらわからないだろう。 彼らは経済成長の時代に育った。「国が面倒を見る=若者が面倒を見る」と言う構造がわからないのだ。哀れな…
1984年ではなく、1Q84年なのは何でなのかを考えていた。twitterにも書いたが、個別の1984年のことではないか。天吾君と青豆さんの、一般論の王国ではないところの1984年。一般化できないメタファでできている1984年。 ・・・と、思うんだ…
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/16メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 30回この商品を含むブログ (267件) を見る「羊」は何を象徴させているのか。 昔の村上龍式に言えば「システム」だろうか。羊に…
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/15メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 74回この商品を含むブログ (333件) を見る羊が体から出て行ってしまうと、思念だけが体にとどまり、それを表現できなくなるのだ…
医療保険料について。 月600円しか払わなくて良いある老人(後期高齢者)が「高齢者からこんなに保険料を取るなんて、老人いじめだ」と騒いでいた。この人は、10月からは年金天引きで、2ヶ月に1度600円になる。後期保険料を9割軽減されているのだ…
あっちこっちのブログを読んでみると、マニフェスト信者が増加しているように見える。信者たちは政治家はマニフェストで選ぶつもりのようだ。 マニフェストが未来を完全に読んだモノであり、自分に利益をもたらすモノであるかどうかを判断して、選挙で投票す…
先日、御柱の森観音沢を歩いた。薄暗い、うっそうと茂る原生林の中を流れる観音沢。沢に沿って登ると、かつて県が整備した針葉樹林がある。 針葉樹林をぬけたところで、息をのんだ。旧御射山社の前、手の届くような頭上に夏の終わりの空が広がっていた。 現…
あの金で何が買えたか―バブル・ファンタジー作者: 村上龍,はまのゆか出版社/メーカー: 小学館発売日: 1999/07メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見る後期高齢者医療制度の導入にあたり、説明を怠った自民党、公明党は医療制度へ…
ネタバレ注意。80年代と言いながら、どこら辺が80年代なのかわからない。80年代ってどういう特徴があったんだっけ?小学校の頃なのでよく覚えていない。70年代や60年代と違うことはわかる。90年代より古い価値観が残っていたはず。でもそれはあ…
この考えは間違っているのだろうか。 たぶん間違っているのだろう。自分を正面から見つめることから逃げているに過ぎないのだろう。だが、だとしても、もう止まることはできない。あるときに、私は自分の生きる目的を決めた。 「コミュニティを再生すること…
自分的には一通りの考え方しかなかろうと思っていたら、そうではなかったことに後で気付くことがある。槙原さんのHungry Spiderの解釈をネットで何気なく見ていたら、いろいろ出ていた。本当に驚いた。 http://www.bokukoko.com/cgi/qa/jj.cgi?action=view&d…
子どもの頃を思い出す。アスファルトの上に出来た 日なたと陰の境目を踏みながら巨大な白熱灯のような太陽と 青草と虫の声 土の匂いと、ひぐらしと、 気の早い秋の虫が鳴くプールで濡れた髪の毛と 口の中に残る塩素の味 体は冷え切っているのに 午後の日差し…
暦の上では「立秋」というものがあるが、諏訪地方は8月15日の花火大会が終わると、一気に秋になっていく。少なくも私は小さい頃からそう思っていた。実際に寒くなる。気がつけば今年の夏は終わっていた。 今年の夏「も」と言うべきか。天吾と青豆の10歳…
ソフトバンクからの機種変更でiPhoneを購入した。予定帳を携帯のものを使っているのだが、300件までしか登録できず、とても不便である。また、最近のソフトバンクはろくな携帯がないので、やむを得ずそうしたのだが、いつもの機種変更のようにアドレス帳…
自虐ネタが好きだ。究極の自虐ネタは、失恋話ではないだろうか。私はもてないくせに相当な好き者と見えて、振られた話が結構ある。もてない人間にとって、彼女を作る唯一の方法は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」だからだ。最近はやりの草食恐竜(←何かちょっ…
ここのところ、ずっと読書録と時事への感想を書いてきた。そもそもこのブログがそういう目的でやっている以上、代わり映えしないのだが、それでも過去には留学時代の話や野宿生活の話などをアップしたこともあった。友人たちからは、そっちの方が好評だった…
http://b.hatena.ne.jp/articles/200908/335MO生産をやめてしまうんだそうだ。以前、文化財保護課何かの記事で、記録媒体は結局は紙ベースが一番、と言う意見を読んだ。確かに、デジタルデータは再現不可能になる可能性が非常に高い。そのことを象徴するよう…
過去、この件について記事にしたことがあるが、もう一度まとめてみる。「住民参画による行政」「協働によるまちづくり」などといわれて久しい。今日からはじまった「裁判員制度」は、「住民参画による司法」のことだ。おそらく、前2者と同じような失敗例が…