10代の頃に読んだ本

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか
16歳の時に読んだ本。高校の世界史の先生が薦めた。先日読み返したら、気恥ずかしくて途中で止めてしまった。だが、10代の頃の私は違った。あの時代だから読めたのだと思う。そして、その中の一言は、今も私の行動規範となっている。

たしか、こんな話だったと思う。ってか、読んでずいぶん経つので話を自分なりに作り替えてしまっているかもしれないが。


社会には自力ではどうにもならない人がいる。
今君は、幸運なことに教育を受ける機会を得、資金もそれなりにある。
その君は、彼らのために何かをなす責任があるのではないか。
なぜなら、社会は君一人のためにあるのではなく、人は一人で生きていけないのだから。

たとえ偽善と言われても、この道を行こうと思う。
そして、同じ思いを持つ若い人のために、できる限りのことをしようと思う。