補助金の受け皿団体

 このあたりでは最近ずいぶん減ったが、行政がまちづくり施策を考えるときに、民間のボランティアや業界に団体を作らせて、そこに予算を出して思ったような政策をやらせる、という手法が一時流行った。
商工会議所や青年会議所のOBで人のいい人たちが役所につかまっては、役員に据えられて苦労していたのを覚えている。

そのほとんどの団体は今はない。そして、成果も残ってない。箱物行政の変種だったのだろう。

金返せ、と言いたいけれど役員には罪はなく、行政は知らん顔だ。いくら使ったかも公開されていないし、検証もされていない。議員さんたちもこのあたりをつっつけば色々出てくるんだけどな。