自治体の破綻とはどんな感じなのか

自治体の破綻とはどのようにして起きるのだろうか。

夕張の報道を見てあの劇的なイメージを持っている人が多いと思うが、実際はそうではない。


市内の各所で今まで無かったようなさまざまな不具合が起き、それに対処できる予算や人員がいないことによって露見する。少しずつ変化するので、破綻状態にあっても気づかれないこともある。

具体的には以下の通り。

 

-----------------------


図書館などの文教予算が少ない。司書の給与が民間レベルにない

保育所、学校、市の福祉施設での人手不足が顕著であるにも関わらず、全く手当をしない

学校や公民館、博物館の設備が古いまま更新されていない。壊れたまま何年も修理されない。

施設が閉場している

文教施設や福祉施設が道立して運営さておらず、複合館で中途半端な運用をしている

道路の荒れが周囲の市町村より目立つ

水道管が老朽化し更新されていない。断水が度々起きる

入館者数が異様に少ない観光施設がある。本来の用途の設備がコスト低減のために止まっている

常時施設の照明を全部つけずに、省エネと称して一部を抜いている

 


他にも何かあるだろう。