今週のお題「バージョンアップ」

仕事のこと。
改革を志し、今の職場を選んだ。だから、周りの意図や習慣を極端に警戒し、なかなか打ち解けることがなかった。無気力な発言を軽蔑し、半端な仕事をする同僚に噛み付くことをしばしばやってきた。

そうすることで自分の志を曲げない。それがもっとも大切なことだと思っていた。

けれども、志は目的なのだろうか。手段なのだろうか。この町を経済的に貧しくても、楽しく暮らせる町にする。それが目的だったはずだ。だとしたら、志を曲げないことは手段に過ぎないはずだ。

この社会を変える。
かつて、自分が味わったニート時代の屈辱と悲しみを、若い人が経験しなくてすむように。人のプライドを奪い去ることは、時に死より無惨なことだから。
だから、その考えは変わらない。
ただ、周囲をみんな敵としても、それは何も変わらないと言うことだ。

具体的にどうすれば良いのか、今はまだ何も解らないけれど、自分の仕事のスタンスを変えなければ行けないときに来ていると思う。