池田信夫先生が叩かれている

車が無くても困らない社会を作るべき、というのが池田先生のつぶやきの主旨とお見受けした。うんうん、そのとおりですね、難しいけどそうしないと高齢化社会は乗り切れないし・・・と思っていたら、何だか叩かれているみたいだ。

http://twitter.com/ikedanob/status/4782184634

「地方では車がないと生活が成り立たない」という天動説を信じている人が、こんなにも大勢いることに驚いた。車の普及を前提に地方都市もスプロール化して中心市街地の空き家を放置したまま、口外に家を新築してはローンの支払いに苦しんでいる、というのが現状ではないのか。

そして、車の運転ができなくなった頃に、市街地に再びマンションを買ってローンをこさえるのが最近の流行になりつつある。なんと不毛な人生だろう。

確かに、地方都市で公共交通機関を成立させるのは困難を極める。高速1000円のせいで高速バスが減益となり、その利益で運行していたローカルバス路線が悲鳴を上げている。というか、もともと損益分岐点一歩手前で回していたので、ちょっとしたことで赤字に転落してしまうのだ。

しかし、池田先生が言っているのは、住むところをそもそも考え直すべきだ、と言うことなのではないか。議論が全くかみ合わないままに、リンチされているのは見るに堪えない。