ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からのアピール

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からのアピール

苦悩が読み取れるような文章が掲示されている。
ちなみに、チベット視点でのチベット史も出ているので参考になる。

チベットについては、私は伝聞に基づく情報しか持っていない。

留学中に日本語との相互学習をしていた大学院生が、夏休みにチベットへ行ってきたときには、「特に反発は感じなかった」と言い、西藏大学の学生と友人になったと話してくれた。
しかし一方で、同じクラスの日本人留学生がチベットへ旅行に行った時には、町中で漢族と間違えられて罵声を浴びた、とも言われた。

おそらくは、両面を持っているのだろう。

楽観的な見方をすれば、経済成長を続ける沿岸部から取り残されたことに対する不安を背景にし、チベットの地下資源を狙って入ってくる漢族系企業への反発が生まれたりしているのではないだろうか。

悲観的な見方をすれば、報道と亡命チベット代表部のHPの内容がすべて真実であるということになる。

正しい理解のためにはもう少し、時系列でチベット現代史を追ってみる必要があると思う。当面そういう報道はないだろうが。