中国という隣国

中国人はなぜ世界中で嫌われるのか
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4377

中国の国際的な評判が良くない。東南アジア、アフリカ、あらゆるところで悪評が立っているかのようである。現在成長中の国であり、その国のコミュニティに変化を要求する以上、感情的な反発は仕方のないことだと思う。
しかし、それを割り引いても尚、中国の評判の悪さは困ったものだ。

中国人自身はどう思っているんだろう。
お聞きしても、どこか歯切れが悪い。内心、忸怩たるものがあるのではないか。ただ、地下鉄やバスなどのマナーが飛躍的に向上しているし、若者のファッションや意識も大きく変わりつつある。そう遠くない将来に大きな変化があると私は思う。

それにしても、目下の悪評に同調した日本の一部マスコミとそれに迎合する世論に個人的にはとても違和感を持っている。いつまでも中国が同じだと思いたいのだろう。
上述のように中国はこの2,3年、本当に大きく変化した。これからもそうだろう。人が変われることを日本人は忘れてしまったのだ。自らが変わろうとしないからと言って、他の国の人もそうだと思わない方がいい。自戒をこめて、そう思う。

中国は困った近隣の大国になる可能性はある。だが、頼れる隣人になる可能性もゼロではない。日本のマスコミを信じない方がいいと思う。彼らが発信する中国の情報は、いつもチャイナドレスとチャイナ音楽に彩られたような三文バラエティー番組とレベルは大差ない。