「霞が関埋蔵金」はホントに使って大丈夫なのか?

埋蔵金」という言い方を、そろそろ止めにしないか。

一般のど素人の感覚では、国の官僚が隠し持っていた、あるいは不合理に積み立てていた、という響きがあるように思うのは私だけだろうか。

http://diamond.jp/series/keywords/10010/

この記事を良く読むと、利用目的はそれぞれ別々にある積立金を、十把ひとからげにして「埋蔵金」と読んでいるようだ。マスコミのいつもの「単純化」であるが、それぞれ積み立ての目的も違えば、使ってしまうリスクも異なるものだ。同じものではないのではないか。

埋蔵金派」の言いたいのは、特別会計の予算規模その物が縮小しているのだから、積立金が多すぎるのではないか、ということのようだ。しかし、記事からは取り崩して利用しているものもあるようだし、本当に使ってしまって大丈夫なのか?

誰か検証はしているのか?

最近の国の政治家の頼りなさは、かつての「頼りなさ」とは大きく違っているような気がする。戦争を知らない子どもたち(二世、三世議員)が跋扈する中で、国のために覚悟できる政治家が減っているような気がするのは、マスコミの悪意に満ちた報道のせいとも言い切れない気がする。