今週のお題

父の日だそうだ。
もう父とは何年も口をきいていない。
何年か前、父がある人を候補として擁立しようとしたことに私が反発したためだ。その後は誹謗中傷合戦となり、修復できない関係となってしまった。

田舎の選挙は怖い。理性よりも思い込み、有権者の老い、虚栄心。そうしたものが支配している。そういうものに関わりたいと思う人たちがいて、その人たちがこの地域の時間を無駄にしてきた。そして今、多くの人が苦しんでいる。

家族なんだから和解するように親戚からは忠告される。気持ちはありがたいが、家族だからこそ許してはならないことがある。もし「家族だから」が理由になるのなら、能力もないのに親のコネで役所や学校に入ったりする人たちを、どう批判すればよいのだろう。

しかし最近分かったことがある。
何かとの確執は、ちょっと癖のある人間なら誰でも抱えている。
学校の先生であったり、職場の同僚や上司、あるいは部下であったり。
そう言う人たちに比べれば、私はずいぶん恵まれているのだと思う。