「男女間の友情は成立するか」という問い

ネットのあるところで、若い女性(高校生くらい)が、表題の件について議論を交わしていた。彼女は「男女間の友情は成立する」として、断固として譲らなかった。同調する人もいれば、そうではないとする人もいた。

現実を見つめてみれば、難しいのだろう。
男女間の友情関係に自信が無い人と、自信のある人の間には、成立は難しい。彼女に説き聞かせようとした年長者たちが言うように、人間は複雑な生き物である。器用な人ばかりではないし、そもそも、友情の定義も人によって違う。

ただ、彼女の言葉を聞いていて思った。
この問いへの答が正しかろうが、間違っていようがどうでもいいのだ。
彼女が強くそう信じればたとえ相手が「友情」を信じられない人であっても、その不信の壁を突き破って行くのではないか。



ああ、こういうのを若さというのだな、と思った。
もうまもなく、40代が見えてきたのに、今だ自分は何をなす事も無い。