機会費用

例えば土地の売買の時期を見計らっている時に、売らなかった場合に発生するコスト、売って得たキャッシュで投資をし、それで得られたはずの逸失利益のことまで考えなければいけない。

この様な考え方を「機会費用」と言う。

例えばこんな感じ。

ソニーの社長が「コスト削減だ」と言って、移動にいちいち電車を利用していたとしよう。しかし、社長の時間当たりの報酬はとても高い。専属の運転手付きの社用車でさっさと動いた方が早く目的地に到着でき、その方がトータル的に見て安く上がる。

鳩山総務大臣かんぽの宿を売り渋っている。収益性の低いビジネスは早々に手放して、その資金でより収益性の高いビジネスに投資する方が資金を効率的に運用できる。経営の基礎中の基礎だ。

・・・・経営の基礎がわからなくても、総務大臣がつとまるのだろうか。総務省と言えば地方自治体の上級監督庁である。大丈夫かな、この国。