リカードの中立命題

本日勉強したこと。

定額給付金が結局は将来の借金になるだけだ」という説に違和感を持っている。理論的にそうなのだろうが、実際にお金が運用されていく中では、もう少し別の展開があるのではないかと思うからだ。
(もちろん私は2兆円のもっと有効な使い道があったはずだと思ってはいるが)

とりあえず、将来借金説の理論的根拠を探していたら、最近よく訪ねている池田信夫先生のブログにあった。関係するリンクを貼って下さっていたので、復習がてら読んでまとめてみた。
(恐れ多いのでトラックバックはしない。)


デイビッド・リカード
古典派経済学の完成者。イギリス人。差額地代論などは、地方公務員の経済担当には是非知っておいてもらいたい理論だ。

リカードの中立命題」
 財政出動をしても、市場は将来の増税を見越して消費を抑制するため、消費乗数が低下してしまうのではないか、という主張。
 今のように債務超過なんじゃないかと言うような日本の国と地方の財政を見ると、きっとリカード先生は正しい、そう言う事なんだよなと思ってしまう。そういう理論。