居酒屋文化

時々行っている id:elm200 さんのブログからちょっと前のエントリ。(結構大きな資格に合格されたらしい。この方は大したものだと思う。)

Rails で行こう! 社会的資本としてのカフェ
http://d.hatena.ne.jp/elm200/20100721/1279663348

日本の居酒屋文化はとても奇異だと俺も思う。
何故酒を飲まなければ話ができないのか。記事中にもある通り、10人くらいで入れる店が居酒屋を除くとファミレスくらいしかないのはいかがなものかと思う。

酒が入っているからいつも精度のあまい話しかできない。酒席では、良く言えば共通の話題を探そうと努力するので、調和や結束力を醸成することができる。逆に悪く言えば共通の話題で盛り上がれない人間を「社会性がない」と排除する。それが欠点でもある。

調和が重要だった時代はともかく、酒など飲んで話せない文脈の事柄が多くなってきている気がする。「時代の転換期」というのは、これまでの価値前提を無視して話さなければ意味のない話題というか、そんな感じの事柄が増えるということを意味している。

ところが、業界団体の総会などは必ず酒席が設けられる。理事会などはないこともあるが、その場合は会議室などで「幹事一任、異議なし」の形式ばった会議が多い。未だに会議のやり方を変えようという話はよく聞くが、会議のあり方を変えようという意見は少ない。