なぜ世界的エネルギー危機は不可避なのか?

ロシア政治経済ジャーナル No.521というメールマガジンでガソリン値上がりについての原因について言及があった。文中、アメリカ経済の減速が原油価格を引き下げるはずであるのに、高騰しているこの矛盾した状況について面白い指摘がある。

原油の高騰の長期における要因としては以下の2つが考えられる。
(1)アジア諸国原油消費量が上昇していること
(2)投機資金の流入が原因
メルマガでは、このうち(2)についてはアメリカのサブプライムローンの影響があるとしている。

――本文引用――――――――――――
これに対し、世界の原油価格決定に大きな影響を与えるNY原油先物市場は、たったの15兆円。つまり投機資金がシフトしてくると、グワ〜っと価格が上がってしまうのです。
――本文引用終わり―――――――――

長々期的には、石油資源が枯渇することでアメリカと中国の争奪戦が激化し、ますます高騰すると考えられると言う。メルマガでは、メタンハイドレードなどの資源を利用し、資源の自立が説かれている。

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