シーア派とは

第三代カリフのウスマーンは暗殺され、後継者となったアリーに対して反乱が起きた。アリーは鎮圧したが、その後内乱が起きた。アリーは暗殺され、争乱後に選挙で選ばれた正統カリフ(正しく導かれたカリフ)が誕生する。反対する勢力はアリーをイマーム(指導者)としてその後継者とともに離脱した。それがシーア派と呼ばれる。シーア派は正統性についての見解相違から複数に割れた。
イラク、イランのシーア派は「第十二代のムハンマドが救世主として再び世に現れる」と信じる「十二イマーム派」である。