村上春樹「1Q84」Book3

1Q84 BOOK 3

1Q84 BOOK 3

Book3を読み始めた。
登場人物が増えた。牛河という醜い男で、主人公たちを追いつめていく役回りだ。

中学生の頃恋愛の妄想に浸っていたいのに、テスト勉強の現実に追いかけられる、そんな感じの人だと思う。あるいは、形而上学的な思いに浸っていたいのに、仕事は容赦なくやってくる、みたいな。

半分読んで今のところは。

どこのサイトか分からなくなってしまったが、1960〜70年代初め学生だった人たちが、大人になって80年代過ごす中で当時を総括していく物語なのだと書いてあった。
80年代といえば俺の小学生のころ。
あの頃のことを、そんな風に考えたことは一度もなかった。

00年代や10年代の今は、一体いつの時代の総括として物語を書けるのだろう。