北欧モデル

経済が傾けば、北欧モデルは批判にさらされやすい。
税収が減れば公による福祉は縮小せざるを得ないからだ。

当然、スウェーデンフィンランドは今、言われたい放題だろう。
日本の医療制度は健康保険で収入を確保し、診療報酬制度で支出を管理している。しかし、多くの国民はそれを理解していない。
北欧モデル云々を議論する事自体無力感を覚えないではないが、仕方なかろう。

いくつか興味深い記事を見つけたので、リンクを張っておく。

ディストピア、ディスっとくわ。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060601/p2

凋落した福祉国家スウェーデンの惨状
http://ameblo.jp/sanntyan/entry-10150031629.html

要は、スウェーデン信者になってはいけないが、こういう状況になって手のひらを返すように叩き始める世論に流されるのもおかしい、と言うこと。
学ぶべき事があれば学べば良い。どのみち、高齢化率世界最高水準の日本には、北欧型高福祉モデル以外取り得る道はなさそうなのだから。