西武百貨店が中国で失敗した模様。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0814&f=business_0814_058.shtml
ヤオハンも、伊勢丹も、高島屋も日系流通業は何故中国で商売が下手なのか。日本式商法を金科玉条のように守るからか？
１５年も前の話だが、上海にいた頃、マクドナルドとモスバーガーが同時期に出店した。
マクドナルドは中国人の優秀なスタッフが、連日打ち合わせを繰り返し、トラブルに対処できるマニュアルやノウハウを試行錯誤で編み出していた（何故それがわかったかというと、いつ行っても店の一角でスタッフ数人が分厚いマニュアルを広げて真剣に話し合いをしていたからだ←裏でやれよ）。ところが、モスバーガーは初日に崩壊した。「並ばない中国人（当時）」への対処を怠り、カウンターに客が殺到したためレジ周りがぼろぼろになり、中華系のファーストフードより汚らしくなっていた。モスシェイクの使用方法を従業員が熟知しておらず、早速壊していた。
何故、日系は日本的ビジネスモデルにこだわるのだろう。
ふと思ったが、日系の会社にとって「会社」とは、ビジネスモデルのことに他ならないのではないか。
現地で商売を成功させるより、日本ブランドで売ることにこだわり、それ自体が目的化しているのではないか。
・・・と、思ったらこんな記事もある。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0814&f=business_0814_058.shtml
奥が深い。
