塩野七生さん

塩野七生さんがテレビでインタビューを受けていた。この人があまりテレビに出ているのを見たことが無い・・・というか、良く考えればテレビ自体を見ないので実際はどうかなの知らない。諸事情あってやむを得ずテレビをつけたら、たまたま出ていて見てしまった。

この人の歴史小説は「愛読書」と言いたいところだが、「ローマ人の物語」は途中で止まっている。面白すぎて、時間を作って読みたい・・と思っているうちに止まってしまった。アウグストゥスが出てきたあたりだ。この小説を読み始めた理由の、一番重要なところなのだが、何となく止まっている。

いくつかの言葉で、印象に残ったので書きとめておく。記憶をたどって書くので、当然言葉はそのままではなく、筆者の主観のバイアスがかかっている。

「政治家は職業ではない。隙の無いひとつの生き方」 →「議員になりたい」「長になりたい」という人の気持ちが少しだけ、やっとわかった。
「人は迷ったとき、リーダーの顔を見ることがある。そのときに、リーダーが自信満々の顔をしているかどうか」 →リーダーについて質問されて「政治評論家でなくて本当に良かったと思っている」 →あっはっはっは。
「(今のような時には)自分の役割を果たすこと」 →現在の経済情勢に話題が及んだ際に