御神渡ができた

朝から地元の諏訪湖にでかけてきた。午前中の神事で、諏訪湖のひびわれが「御神渡である」と認定された。写真はその一つ。

今年は暖冬の予測で、諏訪湖の結氷はないのでは?と地元では思われていたが、急に冷え込んで諏訪湖が全面結氷した(頼りない氷ではあるが)。

ここ数十年、昔に比べると諏訪湖の氷は薄いという。温暖化の影響であるという説が巷間では一般的であるが、どうなのだろう。諏訪地方は北海道や軽井沢より気温が低くなることがあり、かつては諏訪湖の氷を切り出して東京などへ鉄道で出荷していたこともある。氷に穴を掘ってワカサギ釣りをする「穴釣り」などの独特の漁法が下諏訪町諏訪湖博物館に展示されています。

しかし、今や昔の話。現在の氷は人が立つには危険なほど薄い。「諏訪湖端には氷上に立ち入らないでください」との看板が諏訪湖畔には立っている。今年こそは事故がないことを祈る。凍りついた湖に落水して死ぬのは、あまりよい死に方ではないらしい。