よく拝読しているちきりんさんの日記
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091211
デフレ対策についておもしろい記事があった。
主なデフレ対策には、
1.財政政策
2.金融政策
3.成長戦略
の、3つがあるとのこと。
それならば「3つともやったらどうか」とのこと。何故か3つ目だけは行われないけどなんで?という問いかけがされている。「よりおもしろい答えが勝ち」だそうなので、考えてみた。
ちきりんさんのコメント欄に恐れ多くも「それはずばり、「官僚が考えてくれないから」ではないでしょうか。」などとコメントさせていただいたが、他にもいろいろ考えてみた。
A1:
1.お金をまくだけだから簡単
2.日銀に無茶振りすることは簡単
3.は、不確実で自信が無いから
A2:
3だけは今の世代が損をするから。
A3:
3だけは戦略であって、政策ではないから
・・・どれもいまいちだ。
例えばこういうことだ。
後期高齢者医療制度は高齢者のためではなく、高齢者医療費の膨張を抑制し、若者や企業の健康保険料負担を軽減することが目的のひとつであった。民主党は自民党路線を引き継ぎ、8000億円の軽減策のほか、健保組合に2000億程度の資金を投入することとした。これでは、高齢者切捨てではなく、将来世代の切り捨てである。
将来世代に投資することが成長戦略であるのなら、緊急経済対策である8000億円の投入は、財政政策として成長戦略と相矛盾することになる。
3だけは他の1と2と必ずしも協調できないということだろうか。