オバマ氏当選

CNNEnglishjournalに、

オバマ氏もマケイン氏もこれでもかというくらい不幸な生い立ちを晒し、それをいかに乗り越えたかで大統領たる資質を示そうとしている。日本ではそういうことで候補を選択をしないように思う。そう言う私的な言葉を出す事は恥ずかしい事と思われているのではないか。

演説はどちらも巧みだが、オバマ氏の方が語調に抑揚、変化があり、印象に残る。しかし、言っている事は内容が無いように思う。どっちがやっても、ブッシュ末期の延長以上の事は出来ないはずである。

帝政アメリカその物が末期を迎えているのかもしれない。

オバマ氏は新しい多極化した世界に適応できる候補であり得るのだろうか。というより私はどちらかというと、20世紀にその驕慢によって世界に大迷惑をかけてきたアメリカ人が、自国中心中華思想を放棄できるのか、ということの方に興味が有る。