JMM437 月曜版要約など

冒頭で村上編集長から「国民全体の利益を図る」と言うのはすでに幻想で、政策ごとに得する層とそうでない層が出てくることをメディアはもっと明確にすべきだ、という批判が為されていた。

今回は、国政選挙の争点の一つである「雇用」と「年金」について、どの政党がどの層を代表しているのか、という設問が為されている。いかにも村上龍的な発想で、面白い切り口だと感じた。

これを受けて寄稿家の専門家が回答しているが、どの方も冒頭に55年体制における自民党の利益配分構造を説明し、その後はどの層がどの政党についている、などの説明をしているが、結局どうなんだ?というあたりは、ざっと読んだ感じではわかりにくい。