『from 911/USAレポート』第309回 冷泉彰彦 

購読しているメールマガジン、JMMの土曜版、冷泉氏の回で大変興味深い記事が流れてきた。
今回は「『非公式』決定への依存」というサブタイトルだが、日本人の本音と建前への不信について、端的に批判がなされている。

日本行政政府の公式見解は建前に過ぎず、本音の行政指導の部分へ圧力をかけることで意思決定をコントロールする必要があることなどについて、米国ではずいぶん研究されているようだ。
例えば、今回の従軍慰安婦決議についても、日本の公式見解でいかに謝罪しても、反対する意見広告が新聞に出たりすると「本音と建前が違うのではないか」と不信を招く、というような事例が挙げられていた。


これは地方行政でもいえることだろう。